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お茶のお稽古

昨日の午後はお茶のお稽古に行ってきました。

掛け軸にあった「夢」という文字は、

人の顔にも、

山や田や川などに自然にも見える、

とてもユニークな書でした。

お彼岸のこの時期を意識された、

先生のちょっとした遊び心のようでした。


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炉のなかにあったのは、「釣釜」。

お寺の鐘のようにも見えました。

天井から吊っているので、

炭の熱が起こす対流のせいか、

お釜がずっとゆらゆらとゆれていて、

とても風情があります。

この時期にこの吊るすお釜を使うのは、

春のかげろうに見立てているからなのだと、

教えてもらいました。



どの季節にも、その時ならではの

味わいがあって、

今を慈しむ気持ちを教えてもらえて、

お茶は楽しいなぁと思います。
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by tomozoushigaya | 2018-03-21 08:06 | 教養・友の会 | Comments(0)
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