少しずつ散り始めていました。 昨日も暑い1日でしたが、 一歩一歩、季節は秋へと進んでいますね。 夏休み明けの例会。 読書は「回顧と展望」『半生を語る』より。 『婦人之友』建業25周年に 語られた言葉です。 『学校』という社会の中にある政治も 交際も消費も生産も、新世界の理想 によって導かれ、新たな発達をして 行かなくてはなりません。 枯れた芝から青い芽がふきます。 枯葉から芽が出るのでなく、 芝の根が生きているからです。 去年一年の仕事を終えて 疲れた根が、冬の間を休養して新しくなり、 さらに成長して新しい芽を出すのです。 この世の中の新しくなるのも 同じことです。人の生(いのち)は 親から子に伝わって、しばらくも 耐える間がありません。 しかも各時代の交替は、 枯芝と新しい芽のようなものです。 今や時代の大いなる1転向の時期に際会 しています。枯芝と同じような旧生活の底に 眠っていた、人の生の本当の力を目覚まして、 新しい芽を出させなくてはなりません。 総リーダーの息子さんが、 この夏結婚され、式をあげたそうです。 そのとき、息子さんから 「健全なよき生活をすることが、 よい仕事の源になるということを学んだ。 今の新生活を作る上での見本となっている、 感謝している」という言葉を プレゼントされたと聞きました。 おいしい食事を作り続けたことと、 友の会活動へのお礼とねぎらいとともに。 私はそれを聞いて、なんだか 自分のことのように(笑)感動して、 うるうるとしてしまいました。 お母さんが日々がんばっていることは、 時間を超えて、世代を超えて、 後の世に確実に伝わることを、 教えてもらいました。 休み明けの例会でしたが、 参加者がいっぱい。 内容は、全国生活研究会のこと、 自由学園初等部の教育のこと、 家事家計講習会のこと、 生活団、南関東部会、公共、 夏休みの木工教室、手仕事の会、 自由学園のサマースクールのこと、 こばと組、衣生産、食研究グループ、 会員係、ニューイヤーコンサートなどなど もう、じつにじつに沢山の内容で、 本当に多くの人が沢山の働きを していることを知り、 私もこの活きた活動をしている、 大きな団体の一部分なのだと、 気が引き締まる思いがしました。 これから日本全国で、 友の会会員の、忙しい働きが 始まります。 また少しずつ、できたら、 ご紹介したいと思います。
by tomozoushigaya
| 2016-09-07 06:55
| 教養・友の会
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