昨日は遠方に住む大先輩のお宅に お邪魔してきました。 同じ最寄りのKさんの、 100歳のお祝いに! 私が初めてお邪魔したのは、 7年ほど前。 これでお会いするのはたったの 三回目なのですが、 ずっと昔から一緒にいたように、 存在がとても近しく感じられます。 Kさんは( 長年友の会に連なり、 お子さんを自由学園に通わせ、 娘さんは自由学園の先生も されていました。 (誤りがありました。申し訳ありません) 羽仁先生の教えを、 間近に受けていらっしゃいます。 今でも、とてもしっかりされていて、 日頃テレビなどで目にする、 介護を必要とする、 高齢者のお姿では全くありません。 お肌もつやつやされていて、 爪も桜貝のよう。 お庭で無農薬のお野菜を 作り続けてきたこと、 友の会で食事作りを しっかり学ばれてきたからだ、と おっしゃっていました。 今回の読書は 「女性の第一義的能力」 『思考しつつ 生活しつつ 祈りつつ』(下) 大正10年に書かれた作品です。 昔、最寄り会でよく読まれた箇所だそうで、 以前お邪魔した時も、ここを読みました。 Kさんの著作集は旧仮名遣いのもの。 本文の上に書かれている、 作品のタイトルが、 右から左に書かれていました。 とても年季が入っていて、 本当によく読み込まれていました。 本の装丁にとてもよくあったカバーは、 娘さんが旅先で買われた、 思い出のおみやげとのこと。 読み込まれて、大切にされてきたことが とてもよくわかりました。 私のほぼ新品のままの著作集とは、 様子が全く違いました。 昨日も朝から著作集を開いていたとのこと。 皆で輪読する時も、 声を出して読まれていました。 最寄りリーダーのSさんとは、 歳の差67歳。 私にとっては祖母ほど歳の離れた方。 同じ著作集を囲んで、 感想を言い合い、お食事をして、 おしゃべりをして、、。 夢のような話です。 Kさんの娘さんお二人も、 同席してくださいました。 お二人とも学園の出身でいらして、 お姉さまは友の会でも、 活動していらっしゃる。 いろいろ共通の話題があって、 話がつきません。 Kさんと娘さんがとても仲がよく、 おうちのなかの雰囲気が、 とても平和で明るかったのが、 印象に残りました。 友の会に入っていなかったら、 こういう機会もありませんでした。 羽仁先生のつくって下さった、 貴重なご縁。 とてもありがたいなと思いました。 健康で、家族が仲良く過ごせること、 心の通じた友がいることは、 素晴らしいことなんだと、 あらためて教えてもらった一日でした。
by tomozoushigaya
| 2015-06-11 06:34
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